あいつは少しずつ
俺から離れていく事を
初めから分かっていた････
〜嘘と真実 トライアングル〜
俺は朝起きた時、ある事に気がついた。
全く動かない時計･･･そして
の誕生日で止まった時間･･･
それは初めての経験で正直怖かった。
あいつがいなくなるんじゃないかと･･･
俺はに電話をかけ、無事かどうかを確かめいつも通りの家へ向かった。
その途中いつも会うはずの忍足侑士が現れなかった。
いつもならここら辺で会うのだが･･･
俺は少し怪しく思いながら早足での家へ急いだ。
案の定の玄関には忍足の靴との靴
キレイに並べてあった。
「に手ぇ出してねぇだろーな･･･」
階段を駆け上がると
忍足とがキスをしていた。
は泣きながら････
「おめぇら何やってんだよ････」
「･･あと･･･べ･･」
「けっ、けーごぉ･･･」
俺は本気で頭にきた
こいつには何度もに手を出すなと言っていた。
忍足がを好きだと知っていたから･･･
忍足に離れろと何回も言っても離れないから俺はあいつを殴った。
本当は存在を消したいくらい殴りたかったがそうまでは出来なかった。
そして忍足は出て行った。
「････」
「･･･何？」
「･･･今後忍足には近づくな･･･」
「･･････」
「わかったな？」
「･･･景吾･･･」
「何だ？」
「うち･･･本当は襲われて何かいないから」
「何言ってんだよ･･･」
俺はその言葉が信じられなかった。
「忍足を庇うのか？」
「違う！本当の事なの！」
「嘘言ってんじゃねぇよっ、お前泣いてたじゃねぇか･･･嫌がってたじゃねぇかよっ」
「それはキスされただけ！別に襲われてなんかない！！」
「･･･お前は忍足の方が好きなのか･･･？」
「何でそうなるのよっ･･･景吾らしくないじゃん」
そう･･･今日の俺はどこかがかしかった。
がいなくなる･･･
この言葉だけしか頭の中になかったのだから･･･
「･･･････････････だよ･･･」
「･･え？」
「怖ぇんだよ･･･」
「････」
「お前が俺の傍からいなくなるのが怖ぇんだよ」
「景吾･･」
「････いなくならないでくれ･･･」
「････いなくなる訳ないじゃん･･･」
「･･････」
「私は、景吾が好き･･･好きなのに離れる訳ないじゃん」
「･･･」
「好きだよ、景吾･･･」
「ああ･･･」
俺は久しぶりにから「好き」と聞いたきがした。
いつもいつも俺から好きだとか言っているから
たかが二文字の言葉がこんなにも俺を励ますとは･･
俺は今回もすぐに終わると思っていた。
でも会えば会う程どんどん惹かれていき
今ではこんなになってしまった。
が俺を初めて本気にさせた･･･
俺はずっとを抱きしめ続けた。
ずっとずっと･･･
ふとドアの方に気配を感じ後ろを向いた。
「･･････」
「、後ろ向け･･･」
「へ？･･あ･･･うん」
は今まで目を瞑っていたから分からなかったらしいので
俺はを後ろに向かせ、俺はドアの方を向いた。
そう･･･そこにいたのは･････
―――･･････死んだの父親だった
少しの間俺達は何も言わないままただ見つめ合っているだけ･･･
でもの父親は何か言いたそうにしていた。
「景吾･･･まだ？」
「････」
俺は迷った･･･
このままを父親に合わせるべきか･･
それとも消えてくれるまで待つか･･･
俺はどちらを選択しても
運命は変わらないと
思い知らされた････。
ＮＥＸＴ→を父親に合わせる
ＮＥＸＴ→消えてくれるまで待つ
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
なんと選択式にしてしまった･･･
しかし短い作品に仕上がってしまった！！
どうする！！
しかも２つ作らないといけない！！
でも、今回だけを選択式にして次の次を一緒にすると（？意味が分からない･･）
最後のべたまの言葉･･･「どちらを選択しても結末は一緒」という事です。
ですので、別にどっちを選んだから忍足とくっついたとか、跡部とくっついたとかは
ないです。本当にないです。
てかまだ最後どちらにしようか迷っている最中です･･･
ですので･･･アンケートを取ります！！！（急ですが･･･）
これを読み終わった方は是非アンケートに答えて下さい！！
お気に召したらＲＣお願いします！！
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